パーキンソン病ビジネス

2022年09月08日 20:09
カテゴリ: 医療ビジネス

パーキンソン病をビジネスに?

このようなサイトを素人なりに制作していると、様々なサイトを拝見する機会が増えます。
その中で気になったのが「パーキンソン病」患者さん向けのサービスの多さです。
私が約15年前に神経内科クリニックへの入職当初は、都内に神経内科として開業しているクリニックは僅か数件でした。
神経内科専門の訪問リハビリは私一人だったんです。
それから16年ほど経過してみると、専門とは言わなくても訪問リハビリのおびただしい数に驚愕しました。
まさに理学療法士が急増し、余りだしたことを実感しました。
都心にジムを構えて通所スタイルのリハビリなども多数散見されました。私に言わせれば胡散臭いとしか言えません。
ホームページの内容を見れば、どの程度の経験があるかは察しがつきます。
しかも訪問リハビリしているセラピストの若さにも驚きました。私が初めて訪問リハビリに携わった20年前は先輩に「5年目には重荷だろうけど頑張って」と言われ、病院勤務の傍ら訪問リハビリの経験をしておこうという気持ちで週に3人ほど受け持ったのを覚えています。

今や、訪問リハビリをはじめ医療・介護はビジネスになってしまったんですね。
人の命を預かる責任よりもお金が優先される時代に失望を隠せません。
自分を棚に上げて言っているかも知れませんが、少なからず満を持してスタートしたつもりです。

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