パーキンソン病やその他の関連疾患の代表的な症状として運動障害及び姿勢反射障害があります。
進行に伴い運動障害も重症化していく傾向が認められます。
ここではそのような運動障害の進行をできる限り防ぎたいと思いながらも、つい誤った選択をしてしまう事を解説を踏まえて説明していきたいと思います。
多くのパーキンソン病の方から相談を受けるのが「ベッドや寝具」に関する事です。
また、介護保険を利用されてる方などはケアマネージャーに薦められて介護ベッドを導入されてる方なども多いでしょう。
そこで、病気以前に生命の営みに欠かすことのできない睡眠に必要な寝具についてです。
寝具について簡単に説明させて頂きましたが、介護ベッドや布団など一長一短と言える部分もありますので詳しくは直接ご相談ください。
何よりもご本人の身体状況を加味しなければなりませんので。
転倒を防止するのに先ず思いつくのが手すりです。
住宅改修などで手すりを検討している方、また既に取り付けている方がいらっしゃると思います。
ここではその手すりの「取付ける場所」ついて説明します。
ごく当たり前のようですが、事前に転倒を防げるなら手すりの設置は容易いです。そのぶん安易に捉えて役に立たない場所に設置してしまうケースも多いです。住宅改修業者さんなどは改修のプロではあっても、利用される人の身体に関しては十分に把握できません。
必要に迫られて設置するのであればリハビリのプロ理学療法士の意見を参考にしてはいかがでしょうか。